こんばんは。クリントです。
最近もっぱら寒くなってきましたね。
毎年思いますが、10月まで暑かったのに11月になった途端に急に寒くなるのホントやめてほしい。
急な寒暖差に脳みそがついて行けてません、、、
こんな寒い日には、元気にバイクチェックと行きましょう!
店頭展示車としてまた1台、ALL-PACKAを組ませていただきました。
そして今回展示車を組ませていただくにあたり、合わせてALL-PACKA専用のフレームバッグも縫製チームにお願いして作ってもらいました!!
カラーは全部で4種類ずつ。メインフレームのサンカクに収まるフレームバッグとシートステー後部に収まるステーバッグの2種類です。
取り付けは簡単で付属のベルクロでフレームに取り付けるだけ。
小径車故にデッドスペースの多いALL-PACKAにさらに積載を増やせる優れもの。
フレームに対してピタッと収まっているバッグは気持ちがいいですね。
お財布、スマホもちろん、僕はステーバッグに携帯工具を入れるのがおすすめ。
STAY BAGは荷物の入り口が左側にあるのでチェーンに干渉することなく開け閉めできます。
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バイクチェックに戻りましょう。
今回どうしてもやりたかった組み方、取り付けたかったパーツがありまして。
それがコ チ ラ!!
そう、フルフェンダー(泥除け)です。これは僕の夢でもありました。
最近は雨の日にも自転車で通勤することが多くって、軒並みその時に登場してくるのがブロンプトンでした。
でも雨の日もAll-packaにも乗りたいからフェンダーを付けたかったのですが、当時は頭の中で折りたたみのバイクとフルフェンダーの折り合いがどうしても付かず、半ば諦めて自分のAll-packaには簡易的なフェンダーを付けて気持ちを紛らわせてました。
折り畳んだ時にどうしてもリアのフェンダーの てっぺんが地面に最初にヒットしてしまう+折りたたみ時の車重が結構乗る部分なので使っていったらフェンダーが歪みそう…とか色々考えて、フルフェンダーは取り付けできないかなと思っていたのですが、なんとか試行錯誤して取り付けることができました。
BIKE FRIDAYにフルフェンダーを取り付けるミソは、「車重がかかってしまうリア上部にステーを追加して支えてもらうこと」でした。
取り付けに使うのはバーエンドの中に入れるゴムと追加のフェンダーステー1本。
ステーの間にスルッと入れ込んでゴム足にします。
こうすることで折り畳んだ時に「フェンダー上部が地面に当たってしまう問題」と「押しつぶされて歪んでしまう問題」が解決できました。
ディスク部分もステーを曲げてうまく逃して装着完了。
ちなみにフェンダーはVELO ORANGEの20inch対応のsmooth fendersです。
20inch用の幅広のフェンダーを用意してくれてるところがなんともVELO ORANGEらしいというか、やっぱりさすが。
フェンダーに合わせてタイヤは20inchに対応の太めのスリックタイヤを。
2.25スリックなので、オンロードの上でも安定してスイスイ走ることだできます。
ゴツゴツブロックタイヤだとフェンダーとタイヤの間に小石巻き込んで カラカラ音がしちゃうのでこの辺はストレスフリーで乗っていただける様に考えながら組んでいきます。
ハンドルは悩みましたが、*CRUST BIKES* nullabarをセッツ。
ドロップハンドルですが、上ハンドルが上側に少しライズしているのと、手前に少し戻ってきているので腕の短い僕にはとても乗りやすいドロップハンドルだなと思います。
同じカテゴリーに*CRUST BIKES* towel rack barがありますが、同ハンドルよりも幅の広さも落ち着いていてハンドル径も扱いやすい31.8mm。(26.0mm ver.もあります)
All-packaには必須の短めのステムも選びやすいのでこちらをチョイスしてみました。
ここはどうしても拘っておきたいってことでヘッドパーツは*PHILWOOD* 1-1/8″ headset。
復刻カラーのオレンジ。
回転系は拘って良い物を使っていただくのが間違いないです。
Made in the UKのMIDDLE BURN。
流線型のボディーは航空宇宙を飛び交うスペースシャトルなんかにも使われている素材を使って削り出しで製造されています。
故にとってもタフネスで軽量ということ。
足回りは自転車において自分の踏み込んだ力が一番伝達する部分ですから。
このぐらいいっちゃっても良いでしょう!
ブレーキ系統は最近個人的お気に入りの*EQUAL* disc brake。
こちらもアルミの削り出しですが、少々混ぜ物がしてあって、正確にいうと「ジュラルミン」。
なんでも、アルミに銅が混ぜてあって強度が格段に上がっているそう。このジュラルミンという素材も身近なところで航空機とかにも使われているみたい。すごいな自転車パーツ。
この強度のおかげでブレーキかかかっても力が逃げず、グニョグニョしないので握った時のタッチがよく、しっかりと効いてくれる。
すごく理にかなった素材が使われてます。
あとは細かいですが大事なところ。
ペダルはワンタッチで着脱ができる*MKS* XC-III ezy superior pedal。
これは輪行する方には必須と言っても良いくらい大切なギミック。
「別にペダルくらい外さなくてもなんとかなるでしょ。」と僕も少し前までは思ってました。
確かに「なんとか」はなるけど、輪行の楽さが段違いでした。
特にペダルが外側にピョコっと飛び出ていると時にフレームにも傷をつけてしまうし、持ち上げた時に自分の体に当たるしで地味にストレス。
特に海外輪行の場合はペダル外すのが必須なのでワンタッチで手を汚さずに着脱できるこのペダルはすごくおすすめです。
改めて、こちらの車体はBIKE FRIDAY TOKYOの店頭に展示車として並んでいます。
もちろんご試乗もできますので、店頭でぜひご試乗してみてください。
それでは!