こんばんは。クリントです。
今日もBIKE FRIDAYのちょっと変わったオモシロフレームをご紹介させていただこうかなと。
“tandem”タンデムというのはいわゆる2人乗りの自転車のこと。
bike fridayはダンデムバイクに明るい。
それは創設者が兄弟であったからかもしれません。
ハンズ、アラン ショルツ兄弟は1994年、2人でタンデムバイクを作り始めます。
これが世界で初めての折りたたみタンデム。
もともとレーサー思考だった2人が開発した折りたたむで旅にも気軽に持っていけるタンデム。始めは2人の思想が故かドロップバーが付いていました。
こちらが現行の折りたたみのできるTamdem two’s day (チューズ デイ)
リアバッグが前方に、フロントのメインフレームが後方に折りたたみ、ここまでコンパクトになります。
ちなみにbike friday tokyoにも展示されてるタンデムは現行で2つあるうちの片方。
今は、Family travelerという名前になっていますが、その前身モデルとなるTandem traveler。
こちらはTamdem two’s day(折りたたみ式)とは違い、分割式。
ちょこっと分かりにくいけど、 後ろ側の人(タンデム用語で”ストーカー”と言います。前の人は”キャプテン”)のメインフレームが分割方式になっていて、ボルトを緩めると真っ二つになります。
Family tandemはアランに3人の娘さんが出来てから生まれたモデル。(次女のハンナはBIKE FRIDAYの現ボスです)
小さい娘さんでも問題なく乗れるようにとアランの娘想いの優しさが詰まったバイクとも言えます。
bike fridayのタンデムの最大の特徴はコンパクトに分割(折りたたみ)できるところと、あとはマタギが低いところでしょうか。
マタギが低いのでキャプテンとストーカーの体格差が大きい場合においても乗り降りしやすくなっています。
こちらの2点は小径車であることを最大限に生かした特徴。娘さん思いのお父さんから生まれたギミックです。
今回はそんな背景を元に、”親子”のタンデムバイクをイメージして組み付け。
キャプテン側のハンドルを*NITTO* b812 handlebar。
戻ってきすぎずなフラットバーで上り坂でもサドルに座りながら踏み込めるように。
ストーカー側のハンドルを*NITTO* b353aaf bosco bar。
こちらは娘さんポジション。パパのお尻に顔を埋めることなくゆったりとしたポジションで楽しんでいただけるように。
*SWIFT INDUSTRIES* zeitgeist pack、*SWIFT INDUSTRIES* bandito bicycle bag。
加えて最前列には*REALM* wald 137 basket bagでフルコンボ。
車体が長い分バッグをたくさん装備してお買い物にも備えましょう。
タイヤクリアランスは2.1くらいまであるので タイヤはちっちゃいけれど、2人乗った時の安定感は意外にもバッチリ。
もちろんスタンド台座も付いているので自立できます。
ニゴウさんとアロちゃんもこの笑顔。
乗るだけで楽しくなっちゃうようなそんなバイクです。
本日はそんな兄弟愛、家族愛から生まれたbike fridayのtandemのご紹介でした。
それでは!